記事更新:2021/08/27
パン屋さんは憧れの職業の一つでもありますよね。
自分のパン屋さんを開業したいという希望を持っている方も多いのではないでしょうか。
成功に結び付く要素の一つに立地について考える必要があります。
場所選びの仕方によってその後の売り上げなどは大きく変化してきます。 どのような経営をしていくかによっても求める条件は変わってくることになるでしょう。どういったポイントについて考えていけばよいのか、準備段階でしっかり検討しましょう。
おいしいパンを作ることは必須条件ではありますが、それだけで経営がうまくいくというものではありません。やはりお客様がたくさんいらしてくれるような状況を作っていかなければならないのです。
そのときに最も重要になるのが、お店の立地です。
いくら素敵なパンを販売していても、お客様があまり立ち寄れない場所になってしまうと、せっかくの良さも伝わらないままになってしまうのです。
パンは毎日の食事の一つとして食べられることも多いので、購入しやすくなければなりません。
そのため立ち寄りやすく目に付きやすい場所にあることは非常に重要なポイントになります。
一般的なパンを売るということであれば、やはり利便性が重要なポイントになってきます。駅やスーパーに近かったり、住宅街の中であったり、生活していく中で立ち寄ることが多い場所を中心に選んでいくのがポイントです。
人通りはある程度多いところが良いでしょう。
お店を知ってもらうために最初は何気なく立ち寄ってもらわなければなりませんから、
見かけて立ち寄ってくれることも期待できるかもしれません。
商品自体に売りがあったり、こだわりがあったりする場合には多少不便な場所であってもやっていけることがあります。
その場合には、宣伝などをしっかりおこなっていくことが必要になるでしょう。
また、特産品などを使う場合には観光地などを中心に探していくことも良いです。
どのようなパン屋にしたいのか、ということを考えつつ、それに合わせた形でどういった場所を選ぶかを考えていきましょう。
ほかのパン屋が多くある場所も、競争率は高くなりますが、価格や質で勝てるような場合にはお客さんを集めやすくなることもあります。
メリット・デメリットが反対になることもあるので、どのような経営をしていくかをまず考えてから決めていくようにしましょう。
店舗を選ぶのも重要なポイントです。
希望通りの空き地があり、自ら希望通りの建物を建てて開業できればそれに越したことはありません。
しかし、これから事業を始めるにあたって十分な資金を準備できる方は少ないでしょう。
すでにある空き店舗(居抜き)を購入したり、店舗物件を借りたりして始めるケースが多いはずです。
そのようなときには現状をしっかりチェックしておくことが必要になります。
もともとパン屋や飲食店があった場合には、設備や間取りをそのまま活用できることもあるので、その点も確認しておきましょう。
居抜き物件の場合は経費を大幅に削減することができるようになります。
もちろん新しい設備をそろえ、リフォームも十分おこなうことも必要ですが、予算内で納めていくために妥協しなくてはならないことも出てきます。
必要なものを考えつつ、それが一番満たせる店舗選びをしていきましょう。
パン屋の開業準備を進めていくうえでやらなければならないことはたくさんあります。
もちろんパンを作る技術を高めていくことも必要です。
商品に魅力がないと、購入し続けてもらいにくくなってしまうからです。
そういった技術をしっかり身に着け、魅力ある商品づくりをしていくことが大切です。
また、自らパン屋を開業するのであれば経営についての勉強も必要になります。
その点もしっかり考え、幅広い知識を学んでいくことも準備の一つです。
将来的に開業したいと考えている方も、ぜひ今のうちから学べることに手を付けていきましょう。
希望通りのパン屋を実現していくためには、立地についてまずしっかり考えていかなくてはなりません。
どのようなお店にしたいのかを考え、それに合わせた場所を選んでいくようにしましょう。もちろん場所の条件も重要ではありますが、開業経費を抑えていくためにはすでにある店舗を利用していく必要が出てくる可能性もあります。 必要な設備や場所が整っているかもしっかり確認をしておきましょう。
※コラム内容はPNパン人の見解です。
所属する組織、及びこのサイトの公式見解ではありません。