当然立地環境は重要です。十分リサーチを行いながら探しましょう。
駅前等人通りの多い好立地が高額家賃なのは当たり前。通常チェーン店の管轄エリアです。
そこでどのくらいの家賃が妥当か適正家賃を把握する必要があります。そのためには一日の売り上げがいくらになるかを想定しなくてはなりませんが、よく例えられるのが家賃は三日分の売り上げが理想と言われています。
ただし、都心の場合は難しく環境を配慮し四~五日分が想定され、これ以上掛けすぎると家賃負担の大きさを痛感する羽目になります。
例えば広さや環境にもよりますが、一日3~5万円の売り上げを想定すると、10~20万円が家賃の目安といったところです。(※家賃は地域格差有)
尚、この家賃設定は融資を受ける際、融資機関のチェック目安でもあります。物件を探しながら事業計画の検討もお忘れなく。
既存の給排水口がどこにどのような状態であるかが厨房エリアの検討に役立つため位置の確認が必要です。
通常の電源を電灯(単相)といい業務用の電源を動力(三相)と言います。
電気オーブン・ドゥコンディショナー・ミキサーは動力を用いるため現場に動力があるか若しくは引き込むことが可能かを確認しましょう。
都市ガスとLPガスの二種類があり。厨房機器の仕様でどちらのガス種か確認が必要です。
厨房のオーブンやコンロの排気口として屋外に通ずる開口が必要ですが、既存の換気口で賄えない場合は大家さんから外壁面に開口を開ける許可を得る必要があります。
既存で空調機がある場合も10年以上使っているようならこの機会に交換を検討。10年前と今では電気代がかなり違います。
居抜きのメリットは既存の厨房や売り場等にあまり手を加えずに活用できることがポイントです。
オーブンや冷蔵庫等の既存厨房機器の保証期間や状態は慎重に判断しましょう。
理想のイメージとかなり違う場合は造作譲渡金が掛かった上に既存解体処分費も掛かり、工事額が高額になるケースがあるので気を付けて下さい。